神経ブロック注射|京都市 丸太町 井福ペインクリニック|帯状疱疹・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア

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ペインクリニックとは

ペインクリニックという言葉はまだなじみが薄いと思いますが、ペイン(Pain)とは痛みのことであり、主に神経ブロック注射という手段を用いて痛みの診断・治療を行う専門の診療科です(当院では注射の痛みを最小限にして提供しております)。
様々な痛みでお困りの方はまずは気軽にご相談ください。

神経ブロック注射とは

神経ブロック注射は一時的な鎮痛目的のみならず、疼痛疾患の治癒の促進、神経の炎症改善による痛みそのものの軽減を目的にした有力な痛みの治療方法です。
背骨や関節の変形は元に戻らなくても神経ブロック注射で神経の炎症が治まれば多くの激しい痛みはなくなります。
(腰のヘルニア持ちだけどしばらく腰痛や坐骨神経痛がない方や、ご高齢の方で腰が曲がっておられても痛みのない方がいらっしゃるのはそのような神経や関節の炎症がない状態になっているからです。)

■ 神経ブロック注射による治療のイメージ

当院での神経ブロック注射の詳細はこちら»

神経ブロック注射についてQ&A

ブロック注射は痛いですか?
神経ブロックは最初に髪の毛ほどの細い針で皮膚表面麻酔をかけるときにチクッとしますが、そこからはほとんど痛くありません。
当院での注射は神経には直接刺さず一番近い場所に薬を入れるだけなので神経が傷つくこともなく安全でかつ効果的な方法です。
なぜ神経ブロック注射が痛みに効くのですか?
激しい痛みの多くは神経の強い炎症により生じているものなので、一般の消炎鎮痛薬を服薬しても痛みの軽減が得られない場合があります。
神経ブロック注射は神経に一番近い場所に強力な抗炎症薬を注入する治療なので、このような場合にも神経炎症の改善と長期の除痛が期待できます。
神経ブロック注射の治療費はすごく高いですか?
当院の治療はすべて保険診療で行っております(保険医としての誇りです)。
神経ブロック注射は、玉石混合な自費治療と違い、しっかりとした治療効果が医学的に証明されているため、医療保険が使えます。
レントゲン透視装置を使う高度なブロック治療でも3割負担の方なら4,000~6,000円、1割負担の方は1,000~2,000円程度で受けられます。
神経ブロック注射はどれも一緒ですか?
神経ブロックは実際には30種類以上あり、患者さんそれぞれの体の状態や痛みの部位に応じて使い分けられます。
当院ではそれぞれの患者さんの痛みに応じもっとも効果的なブロック治療をその日のうちに提供することを診療理念としております。
神経ブロック注射はどこの病院でも受けられますか?
神経ブロックは手術と同じようにしっかりとした技術と経験が必要な治療です。
長い研修期間が取得の上で必要なペインクリニック学会専門医の資格を持った医師がいる施設で受けていただくことをお勧めいたします。
特に「硬膜外ブロック注射」はレントゲン透視装置を使わない盲目下でこの注射を行った場合10~30%で誤注入となることが指摘されているので当院では全例でごく数秒間の透視装置を用いて安全確実に行っております。

当院の治療実績はコチラ

対象となる主な病気(痛み)

・運動器(脊椎・関節)の痛み(腰痛首痛坐骨神経痛膝痛肩痛椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症頚椎症性神経根症など)
・各種神経痛(三叉神経痛帯状疱疹関連痛など)
・頭痛(片頭痛緊張型頭痛群発頭痛などの主に一次性頭痛)
当院では外傷・骨折、リウマチ、精神的な痛み、がんの痛みの治療は行っておりません。

運動器(脊椎・関節)の痛み

腰痛

痛みの中でも多くの人が抱えているのが腰の痛みで、
その原因もさまざまです。

ギックリ腰 | 腰椎椎間板ヘルニア | 変形性腰椎症 |
腰椎分離すべり症 | 腰椎椎間関節症 |
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)|
仙腸関節障害(せんちょうかんせつしょうがい)など

首痛

首のこり(痛み) | 首の後ろ側の痛み | 上を向いた時の首の痛み | 頚椎症 | 頚椎椎間板ヘルニア | 頚椎症性神経根症 | むち打ちなど

坐骨神経痛

腰から足に向かって伸びている複数の神経の束である坐骨神経が圧迫されて炎症を起し、痛みを伴うのが坐骨神経痛です。お尻から太ももの裏、足にかけて特に皮膚表面に近い部分にビリッと痛みやしびれが走ります。

坐骨神経痛は病名ではなく、症状のことで坐骨神経痛を引き起こす原因になっている病気(例:椎間板ヘルニアや脊椎すべり症など)を見極め、診断、治療することが必要になります。
激しい痛みは神経の炎症によって起こるものなので、その炎症が治まれば痛みは軽減します。神経ブロック注射は神経の炎症を強力に抑えることができる有効な治療法です。


[坐骨神経痛の治療について(動画:18分)]

膝痛

高齢者に多い膝(ひざ)の痛みのほとんどが変形性膝関節症です。

加齢や筋力低下から膝関節のクッションである軟骨部分がすり減り、関節炎や変形を生じるため痛みを伴います。

肩痛

肩こり | 五十肩(肩関節周囲炎) | 肩腱板損傷(かたけんばんそんしょう) | 石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん) | 頚椎症性神経根症など

椎間板ヘルニア

背骨は椎骨という骨が積み木のように重なって出来ていて、この骨の間にはさまってクッションの役割をしているのが椎間板です。椎間板は加齢や強い圧力を受けたなどの理由で椎間板がつぶれ外に飛び出してしまい、神経を圧迫して激しい痛みやしびれなどを引き起こす病気です。腰椎や頸椎に多く見られます。

脊柱管狭窄症

脊柱管が狭くなって脊髄や神経が圧迫される病気です。頸椎や腰椎で起こることが多いですが、腰椎の場合は、加齢による腰椎や椎間板の変形、骨のくずれ、すべり症、骨をつないでいる黄色靭帯の肥厚などにより、腰の神経の通り道が狭くなってしまい、足のしびれや痛みを起します。

頚椎症性神経根症

頚椎症は、首の背骨である頚椎(けいつい)や、背骨の間でクッションの役割をしている椎間板が加齢によって変形し、首の後ろが刺激され痛くなってしまう病気です。この頚椎症の変化によって神経根が圧迫され、首の痛みや肩こり、腕のしびれなどを伴うのが頚椎症性神経根症です。
激しい痛みは神経の炎症によって起こるものなので、その炎症が治まれば痛みは軽減します。神経ブロック注射は神経の炎症を強力に抑えることができる有効な治療法です。
[頚椎症の治療について(動画:10分)]


各種神経痛

三叉神経痛(さんさしんけいつう)

顔の感覚を司る三叉神経領域に生じる痛みのことで、突然、顔の片側に針を刺すような激痛が起こります。

痛みは数秒~数分でなくなりますが、しばらくしてまた激痛が起こったり、食事や歯磨きなど、ある行動が原因で繰りかえされる場合もあります。

帯状疱疹関連痛

帯状疱疹の原因は、幼い頃にかかった水ぼうそうウイルスと同じもので、水ぼうそうが治った後も身体の中にひそんでいて、ストレス・疲れなどで免疫が低下している時に発症することがあります。皮膚に赤いプツプツが現れる際に、神経が帯状疱疹ウイルスによって傷つけられることで激痛を伴う病気です。
この痛みを我慢して放っておくと、皮膚の水疱が治っても、痛みだけが強く残る場合があります。
これは帯状疱疹後神経痛といい、後遺症のように何カ月も何年も痛みだけが続く難治性の痛みの一つです。
早い時期から神経ブロック注射の治療を開始することで帯状疱疹後神経痛への移行するリスクを減らすことができます。


[帯状疱疹の痛みの治療について(動画:11分)]

頭痛(主に一次性頭痛)

※一次性頭痛とは、はっきりとした病変がなく頭痛をひきおこす病気のこと。


片頭痛

時々発作的にズキンズキンと脈を打つような強い痛みの片頭痛は女性に多く、精神的ストレス、肉体疲労、睡眠不足、飲酒、生理などが関係しており、頭部の血管が拡張してむくむために起こります。
症状がはじまると音や光に敏感になるため静かな暗い部屋で頭をできるだけ動かさずじっとするのを好みます。

緊張型頭痛

頭がしめつけられるような圧迫感を伴う頭痛で、首すじの張り、肩の強いこり、吐き気、目の疲れが起こることもあります。
パソコン業務などで不自然な姿勢を続けていたり、精神的ストレスなどが原因で生じます。

群発頭痛

毎日ほぼ同じ時間(主に夜中~朝方)に片目の周囲や奥の痛みを伴う激しい頭痛が起こるのが特徴的です。
20代~30代の比較的若い男性に発病することも多い病気です。

最新の透視下神経ブロックについて

Cアーム型透視装置
神経ブロック治療はペインクリニックの痛みの治療において、効果が高い治療法の一つですが、技術面・安全面で少なからず不確実な面も存在する治療です。
このため、当院では安全・確実なブロック治療を提供するため、X線透視装置を用いたブロックを積極的に行っております。
透視時間はわずか数秒で放射線被曝は飛行機に乗ったときに浴びる放射線量より低く、健康へのリスクはほとんどありません。
処置室の隣接した透視室では最新型のCアーム型透視装置が配置されており、安全性と確実性の高い痛みの治療を実施しております。
当院で行われている透視下神経ブロックは以下のようなものがあります。

痛くない神経根ブロック

坐骨神経痛を始め適応疾患も多く一番頻度の高いブロックですが、従来の方法では針で直接神経を穿刺する方法で行われていました。
当院での同ブロックは、神経を直接穿刺することなく従来法と同等の効果が得られる、抵抗消失法を用いて行われております。
施行時の痛みが少ない為、多くの患者さんからも好評を得ております。

安全・確実な硬膜外ブロック

腰椎の変形が強い、手術の既往がある患者さんでは透視装置を使用して、安全な部位からの穿刺を行うとともに造影剤を使用して薬液の広がりなどを予想しながら、治療を施行します。
また、頸椎や上位胸椎の硬膜外ブロックのおいても、くも膜下注入による血圧低下や呼吸抑制を回避して安全な治療が提供できるよう、透視下で施行しております。
レントゲン透視装置を使わない盲目下で行う場合10~30%で誤注入となることが指摘されているため、学会のガイドラインでも透視下で注射することが推奨されています。

下肢の血流障害改善に有効な腰部交感神経節ブロック

血管を収縮させる働きをする交感神経をブロック・遮断することで、閉塞性動脈硬化症やバージャー病などによる下肢血流障害な改善を得ることが可能です。長期的な効果が得られる交感神経節破壊ブロックは血管内カテーテル治療と並んで下肢血流障害の有効な治療法です。

腰部交感神経節ブロック透視像

三叉神経痛の神経ブロック治療

三叉神経痛は約1万人に1人と比較的稀な病気ですが、発作時の痛みは会話もできないほどの強い痛みを生じます。
通常はカルバマゼピンという内服薬を服用しますが、中には副作用で服用できない場合や、使用最大量服用しても痛みがコントロールできない場合があり、このような場合に三叉神経ブロックは良い適応となります。
当科では透視装置使用下で同ブロックを安全・確実に行い、また神経破壊薬を用いることで長期的に痛みをコントロールできるようにしています。

三叉神経ブロック透視画像

原因がわかりにくい腰痛に対する椎間関節ブロック、仙腸関節ブロック

激しい"ぎっくり腰"やなかなか治らない腰痛の患者さんの中で、20~30%の方は腰椎をつなぐ椎間関節や、骨盤をつなぐ仙腸関節の炎症が原因といわれています。腰を反らしたりすると痛みが出る場合はこれらの原因が高いです。これらの腰痛はMRIなどの画像検査では異常がなく、また手術で治るものでもありません。痛みの原因である関節内へ直接抗炎症薬を注射する方法が非常に有効です。痛みのある場所に確実にブロック注射を受けることが腰痛を治療する上で大切となります。

腰椎椎間関節ブロックの透視画像
仙腸関節ブロックの透視画像
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